
初心者のための
「職務経歴書の教科書」
※転載禁止
目次
職務経歴書、なぜ必要?
職務経歴書は、あなたがこれまでのキャリアでどのような経験を積んできたかを採用担当者に伝える重要なツールです。履歴書が基本的な個人情報を伝えるのに対し、職務経歴書は「あなたの仕事の実績」と「スキル」を証明するものです。
早速つくってみましょう!
➀職務要約
職務要約は、職務経歴書の導入部分にあたり、あなたのキャリアの要約です。100文字程度にまとめてみましょう。
STEP1
自分の経歴を整理する
まずは自分がこれまで経験してきた仕事を思い出し、それらを時系列で簡単にリストアップします。
どんな業界で働いてきたのか、どんな役職だったのか、どんな業務を担当したのかを整理しましょう。
STEP3
簡潔にまとめる
12~3行で自分の職務経験とスキルを伝えられるように心掛けましょう。
文章は長くならず、わかりやすく、重要なポイントをしっかり伝えることが大切です。
例1: 営業職として従事してきた場合
「XX株式会社にて20XX年~新規顧客開拓及び既存顧客との関係強化に注力。
20XX年~20XX年は営業チームのマネジメントにも従事。」
例2: 事務職として従事してきた場合
「事務職として10年間の経験を有し、主に資料作成、スケジュール管理、電話対応などの業務を担当。
積極的に業務効率化に取り組み、部門内のコミュニケーション活性化にも取り組んでまいりました。」
例3: ITエンジニアとして従事してきた場合
「システム開発における経験を5年以上持ち、JavaやPythonを使用したアプリケーション開発に
従事してきました。直近のプロジェクトではリーダーとして、マネジメントも経験しております。」

💡職務要約を書く際のポイント
簡潔であること: 長すぎる職務要約は読みにくくなります。1~2段落でまとめましょう。
仕上げと確認:誤字脱字はないか/内容が簡潔でわかりやすいか/アピールポイントが伝わっているか
②職務経歴
職務経歴書の中でも最も重要な部分です。「誰に対して」
「どんな業務内容か」「具体的な成果」を記載します。
STEP1
職歴を時系列で整理する
これまでの職歴を時系列で記入します。
一般的には「最近の職歴」から記入し、過去に遡る形にします。
STEP2
職務内容と成果を具体的に記載する
それぞれの職歴について、担当していた業務内容や達成した成果を具体的に記載します。
成果があれば、できるだけ数値化して伝えると効果的です。
例:売上の増加、プロジェクトの成功、業務の効率化など。
例1: 営業職の場合
【業務内容】
- 新規顧客の開拓と既存顧客のフォローアップ
- 月次・四半期の売上目標設定と達成管理
- 提案書作成と契約書交渉
- 営業チームのマネジメント(5人)
【実績・成果】
- 売上目標を達成し、前年度比20%の売上増加を実現
- 新規顧客の開拓に成功し、5社の大口契約を獲得
- チーム全体で年間目標達成率90%を超える成果を上げた
- 顧客満足度調査で、80%以上の顧客が「非常に満足」と回答
【使用したスキル】
- 提案力、交渉力、顧客対応スキル
- チームマネジメント、リーダーシップ
例2: 事務職の場合
【業務内容】
- 受発注業務、資料作成、電話応対
- 社内イベントや会議のスケジュール調整
- 予算管理および経費精算
- 顧客対応(クレーム対応を含む)
【実績・成果】
- 年間5,000件以上の受注処理を迅速に対応し、納期遅れをゼロに保つ
- 社内システムの改善を提案し、業務効率を15%向上
- 社内行事の運営を担当し、参加者数を前年比10%増加させる
【使用したスキル】
- スケジュール管理、優先順位付け
- 顧客対応、問題解決能力
例3: ITエンジニアの場合
【業務内容】
- Webアプリケーションの開発および運用
- システム設計、プログラミング(Java、Python使用)
- チームメンバーと協力してプロジェクト推進
- 顧客からの要件を元にシステム提案
【実績・成果】
- 大規模なシステム開発プロジェクトをリードし、納期内に完了
- 開発したアプリケーションが業務効率化に貢献し、クライアントの生産性を20%向上
- 6ヶ月以内にシステムの安定運用を実現
【使用したスキル】
- Java、Python、SQLなどのプログラミングスキル
- プロジェクト管理、チームリーダーシップ

💡 職務経歴書を書く際のポイント
実績を数値化する: 売上何%増加、コスト削減、顧客数増加など。
業務内容を具体的に書く: 誰に対して、どんな業務をしていたのかを具体的に記載します。
読みやすさを重視する: 短い段落や箇条書きで整理し、読み手がスムーズに理解できるようにします。
仕上げと確認:誤字脱字がないか/内容が一貫しているか/成果が具体的に伝わるか
③資格・スキル
業務と関連する資格・スキルを記載しましょう。
PCツールや特定のソフトウェアに関するスキル、言語能力、
専門的な資格などを記載すると効果的です。
STEP1
資格の記載
資格は、あなたがどのような専門知識を持っているかを示す重要な証拠です。
STEP2
スキルの記載
業務に関連するスキルを整理して記載しましょう。
④自己PR
自分の強みがどのように業務に活かせるかを具体的に簡潔に
記載しましょう。前職での事例を挙げて、その強みをどのように
活かして成果を上げたのかを説明すると、より説得力が増します。
STEP1
自分の強みを明確にする
まず、自分の強みや特長を整理します。
強みを見つけるために、以下の質問を考えてみてください!
例:問題解決力、コミュニケーション力、リーダーシップ、迅速な対応力、専門知識など。
STEP2
強みを裏付ける具体的なエピソードを用意する
自分の強みを裏付けるために、過去の経験や実績を具体的に記載します。
STEP3
応募先企業での活用方法を考える
最後に、その強みを応募先企業でどのように活かせるかを記載します。
応募する職種や企業が求めるスキル・経験を確認し、それにマッチする形でアピールします。
例1: 営業職の場合
私の強みは、新規顧客開拓における提案力と実行力です。 前職では、新規開拓チームの一員として、新しい市場の開拓を担当しました。当時、競争の激しい市場でのシェア拡大が課題でした。私は市場調査を行い、ターゲット層のニーズを分析し、カスタマイズした提案書を作成することで、新規顧客にアプローチしました。その結果、1年で5社の大口契約を獲得し、売上を前年比20%増加させることに成功しました。 この経験から、顧客のニーズを正確に把握し、それに応える提案を行うことが成果につながると学びました。御社の営業職でも、同様の提案力を活かし、新規顧客の獲得と売上拡大に貢献したいと考えています。
例2: 事務職の場合
私の強みは、正確かつ効率的に業務を進めるスキルと、チームをサポートする柔軟性です。
前職では、総務部の一員として、月間約300件の受発注処理や経費精算業務を担当していました。業務量が多い中でも、優先順位をつけて業務を進めることで、納期遅れをゼロに保ちました。また、社内イベントの運営も担当し、円滑な進行をサポートしました。 このように、正確な事務処理とサポート力でチームの効率化に貢献することが得意です。御社でも、業務を円滑に進めるサポート役として、確実な成果を上げたいと考えています。
例3: ITエンジニアの場合
私の強みは、複雑な課題を解決する問題解決力と、チームで成果を出すコミュニケーション力です。 前職では、大規模システム開発プロジェクトのリーダーとして、クライアントの要望に応える形で設計変更を行う必要がありました。プロジェクトが進行中のため、変更には短期間での対応が求められました。私は、チーム内外のメンバーと密に連携し、優先順位を整理することで、2週間で変更を完了させました。その結果、プロジェクトを納期内に成功させることができました。 この経験を通じて培った問題解決力とコミュニケーション力を活かし、御社のプロジェクトでも高品質な成果を提供したいと考えています。

💡 自己PRを書く際のポイント
簡潔でわかりやすく書く:長くなりすぎないように、1~2段落程度にまとめる。
具体例を挙げる:数字や具体的なエピソードを含めることで、説得力が増します。
企業に合った内容にする:企業が求める人物像やスキルに合わせてアピールポイントを調整します。
ポジティブに書く:成功体験や強みを前向きに伝えましょう。